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和紙張りしたこと和紙の町に行ったこと

2023.04.24 / スタッフH

 

久しぶりのブログになりました。

スタッフHです。

スピルバーグ監督の「フェイブルマンズ」観に行きました。

ここ最近観た映画の中では一番好きかも、

今映画館でやってる「AIR/エア」も

かなり面白いらしいのでいきたいです。

 

最近あったことを色々と、

 

自宅の壁の一部を、浮け張りで和紙を

張ってみました。今回使ったのは、

福井県の和紙の町、越前で作られた

柿渋染めの和紙です。

 

 

 

 

 

1枚のサイズが900mm×600mm

程なので張る面に対して5枚

必要でした。これを目地を揃えず、

ジグザグに張る千鳥張りという

方法でやってみたいと思います。

 

調べてみると和紙は空気中の水分

を吸ったり、放ったりする

調湿性、消臭性、紫外線カット

などの機能があるそうですが、

柿渋で染めることで

防水、防腐、防虫効果が高まり

強度が増すそうです。

先人の知恵ですね、

 

 

 

狭いですが、この面に張ります。

すでに周囲5センチほど和紙を

ベタ張りしています。

この上から茶浮紙で浮けを張ります。

 

 

 

 

張りました。いよいよ柿渋染め和紙を

張りますが、張りつけた後の

乾燥による収縮を緩やかに少なく

するために事前に、1度和紙に

水を含ませて乾燥させました。

 

 

 

 

 

 

できました。継ぎ目は喰い裂きに

してます。とてもいい感じに

仕上がって良かったです。

 

 

 

 

話が変わりますが、先日岐阜県に行く機会があり、いつか行きたいと思っていたお店に行ってきました。

 

 

岐阜県美濃市にある

和紙専門店washi-naryというお店です。

美濃市もまた、和紙の町です。

外観がとても趣ある、、

 

 

 

 

 

壁や照明に和紙がふんだんに

使われていて、とても綺麗です。

解放感ある空間で、2階からの

眺めも良かった。

ここは別の棟で旅館もやっていて、

和紙を使った客室もあるそうなので、

いつかまたそちらにも泊まって

みたいですね。

 

 

 

 

店員さんに色々教えて頂きながら、

手触りと柄がとても良くて

気に入ったものを2種類購入。

手漉きのものです。

washi-naryさん

ありがとうございました。

 

以前のブログでも書いたのですが、

 

 

民芸紙を使って張り分けした

この障子が破れてきてるので、

購入した和紙で張り替えようと

思っています。

 

もし材料が余ったら、

以前制作した掛け軸の中から1つ

選んで仕立て直しをやってみたいと

思っているのでその時に裂地として

使ってみようかな、、

仕立て直しはまだやったことが

ないので楽しみです。

 

 

 

スタッフH

 

 

 

 

 

 

 

 

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