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和紙張りしたこと和紙の町に行ったこと
久しぶりのブログになりました。
スタッフHです。
スピルバーグ監督の「フェイブルマンズ」観に行きました。
ここ最近観た映画の中では一番好きかも、
今映画館でやってる「AIR/エア」も
かなり面白いらしいのでいきたいです。
最近あったことを色々と、
自宅の壁の一部を、浮け張りで和紙を
張ってみました。今回使ったのは、
福井県の和紙の町、越前で作られた
柿渋染めの和紙です。
1枚のサイズが900mm×600mm
程なので張る面に対して5枚
必要でした。これを目地を揃えず、
ジグザグに張る千鳥張りという
方法でやってみたいと思います。
調べてみると和紙は空気中の水分
を吸ったり、放ったりする
調湿性、消臭性、紫外線カット
などの機能があるそうですが、
柿渋で染めることで
防水、防腐、防虫効果が高まり
強度が増すそうです。
先人の知恵ですね、
狭いですが、この面に張ります。
すでに周囲5センチほど和紙を
ベタ張りしています。
この上から茶浮紙で浮けを張ります。
張りました。いよいよ柿渋染め和紙を
張りますが、張りつけた後の
乾燥による収縮を緩やかに少なく
するために事前に、1度和紙に
水を含ませて乾燥させました。
できました。継ぎ目は喰い裂きに
してます。とてもいい感じに
仕上がって良かったです。
話が変わりますが、先日岐阜県に行く機会があり、いつか行きたいと思っていたお店に行ってきました。
岐阜県美濃市にある
和紙専門店washi-naryというお店です。
美濃市もまた、和紙の町です。
外観がとても趣ある、、
壁や照明に和紙がふんだんに
使われていて、とても綺麗です。
解放感ある空間で、2階からの
眺めも良かった。
ここは別の棟で旅館もやっていて、
和紙を使った客室もあるそうなので、
いつかまたそちらにも泊まって
みたいですね。
店員さんに色々教えて頂きながら、
手触りと柄がとても良くて
気に入ったものを2種類購入。
手漉きのものです。
washi-naryさん
ありがとうございました。
以前のブログでも書いたのですが、
民芸紙を使って張り分けした
この障子が破れてきてるので、
購入した和紙で張り替えようと
思っています。
もし材料が余ったら、
以前制作した掛け軸の中から1つ
選んで仕立て直しをやってみたいと
思っているのでその時に裂地として
使ってみようかな、、
仕立て直しはまだやったことが
ないので楽しみです。
スタッフH